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井上さとしです。
全教大会での挨拶を終え、東京から京都に向かう新幹線からの発信です。
昨日の朝、国会のエレベーターで一緒だった自民党の議員は開口一番、「大激
震ですよ」。一昨日の小泉総理の発言が自民党内で波紋を広げ、「麻生総理で
は総選挙は闘えない」と思っている議員たちは勢いづいているようです。
しかし、麻生内閣の支持率の落ち込みの原因は麻生総理の資質だけではあり
ません。小泉構造改革の下ですすんだ暮らしと雇用の破壊への国民の厳しい怒
りが支持率を下げているのです。にもかかわらず、「夢をもう一度」と小泉元
総理の「劇場型政治」に起死回生を託す動きしかでてこないところに、自民党
の行き詰まりの深さがあります。
昨日、北信越ブロックから届いた新潟日報の「08年の県内自民党員が最少に」
という記事にもそれを見て取ることができます。新潟県内の自民党員は、過去
最小少だった前年を3000人以上下回って約2万1000人となり、過去10年で約4
分の1に減り、最も多かった1989年の7分の1以下の水準だとのこと。
記事では、「郵政民営化などの構造改革路線で、従来の支持層の自民離れが起
きたとみられる。その後も、2人の首相の突然の辞任、現在の麻生太郎首相の
支持率低下などを背景に、党員の減少に歯止めが掛からない状況だ」としてい
ます。まさにゆきづまりに「歯止めが掛からない」状況です。
そこで、最近、東京で歌われている替え歌をご紹介します。作者不詳ですが、
昨日の建設関連労働者の日比谷集会のプログラムでも紹介されていました。
「津軽海峡冬景色」のメロディで口ずさんでみてください。
♪アメリカ発の金融危機が 起きた時から 政権維持は やぶの中
期待された経済対策 何もできずに 支持率だけが 落ちてゆく
私は辞めぬ 替われる人いない まんがオタク 漢字読めぬ 何が悪いか
ああ〜麻生内閣冬景色
♪ごらんあれも二世議員 出来が悪いと 多くの人が 指をさす
思いつきで補正予算 出してみたけど 身内にケチをつけられる
解散しない 私は続けたい 公明までが 政権ゆする 辞めろとばかりに
ああ〜麻生内閣冬景色
♪さよならしない 私は続けたい やっとなった 首相だもの 辞めてたまるか
ああ〜麻生内閣冬景色
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