━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　　　■┃井┃上┃哲┃士┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃　　　　　　　━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 　　　　　　　　　　　　　http://inoue-satoshi.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　井上さとしです。　年が明けて今日はもう9日。少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もメルマガをご愛読ください。　今から京都の成人式宣伝に出かけます。初詣の宣伝や新年のつどい、旗開きなどなど、この間、京都、愛知、長野、富山を駆け巡り、今週は静岡、山口、三重、京都を回ります。　6日には今年最初の国会対策委員会と団会議で、通常国会召集をめぐる情勢や課題について議論。明日も２回目の国対会議ですが、13日にも内閣改造の動きもあり、通常国会召集前から激動の情勢になりそうです。　さて、年末年始で読んだ本の中で印象に残ったものを二つ。一つは山崎豊子さんの小説「運命の人」です。40年前の「沖縄返還密約事件」をもとにした小説で、新聞記者が密約の実態に迫り、国家権力翻弄される姿を描いています。文庫本で全四冊という長編でしたが、一気に読みました。　週刊誌に連載されたものを単行本化したものですが、連載途中に、外務省が否定していた密約文書がアメリカの国立公文書館で発見されるというドラマもあります。私もこの間、日米間のさまざまな密約を国会で追及してきただけに、国家権力をあげて真実をにぎりつぶしていく様を臨場感をもって読みました。　沖縄戦の悲惨さや占領下の米軍による土地の強奪についても生々しく語られます。沖縄問題や安保に関心を持っている方にはぜひ、読んでほしい本です。15日から、テレビドラマにもなります。　もう一つは、新春インタビューの中で志位委員長も紹介している『儀軌　取り戻した朝鮮の宝物』。「儀軌」とは朝鮮王朝時代の国家行事を記録したもので、植民地時代に日本に持ち出されましたが、昨年10月に韓国への返還が実現しました。　その経過を「朝鮮王室儀軌還収委員会」の事務処長である慧門師がまとめたのがこの本。笠井亮議員を通じて、日本語版を慧門師からいただきました。そのなかで、日本のによる閔妃の殺害、その葬儀の記録を含む「儀軌」返還に対する民族の熱い思いやさまざまな苦労が書かれています。　日本共産党との出会いや返還実現へ党が果たした役割にも度々言及があります。私も、笠井さん、穀田さんとともに院内で「還収委員会」の皆さんと懇談しましたが、そのときの写真も掲載されています。韓国で発行された本なので、もう日本語版が国内書店にでているかどうかは定かでありませんが、お薦めです。ぜひ、お読みください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメールに関するお問い合わせ先日本共産党参議院議員　井上哲士事務所 TEL:03-6550-0321 FAX:03-6551-0321 〒100-8962　東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館321号室 satoshi_inoue@sangiin.go.jp -- 配信先変更・配信停止を希望される方へ ------------------------------ 　メールご不要の場合は、下記ページでご設定頂けます。　http://www.inoue-satoshi.com/mailmaga/index.html ---------------------------------------------------------------------- 　　　　このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で　　　　転載、複写、転送、電子的入力および再編集することは、著作権の侵　　　　害となりますので、お控えくださいますようお願い申し上げます。　　　　適度な引用はご自由にどうぞ。　　　　　　　　　　　　　　　　　日本共産党参議院議員　井上哲士事務所 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━