━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■┃井┃上┃哲┃士┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
http://inoue-satoshi.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今朝の京都市の最低気温はマイナス1.3度。12月で気温がマイナス1度より下
がったのは2000年以来です。日本海側では12月としては記録的な豪雪で、犠牲
者も出ており、今後の被害の広がりも心配です。
この寒さに追い討ちをかけたのが与党の税制大綱。定率減税の全廃をはじめ
とした庶民大増税で、国民の暮らしにはビュービュー北風がふいています。
「本物の ビール買ったら 妻激怒」――2〜3年前のサラリーマン川柳の入
選作ですが、こういう庶民のささやかな生活防衛策である発泡酒にも容赦なく
増税がされ、今度は第三のビールに増税です。この増税を見て、元大蔵官僚で
野口悠紀雄氏のベストセラー「続『超』整理術・時間編」の一説を思い出し、
本棚から引っ張り出してみました。
「大蔵省にいたとき、先輩から聞かされた訓話に『通勤時間を無駄に過ごす
な』というのがあった。読書に励め、というようなことではない。『電車の窓
から外を見よ。そうすれば新しい税金の対象がみつかるだろう」「わが国を含
む各国の税制は、このような官僚たちの涙ぐましい努力で築き上げられたので
ある」と、いうくだりです。
今でも財務官僚は、こうやって庶民増税の対象を必死で考えているのでしょ
う。それにしても不思議なのは、電車の窓からトヨタの自動車は見えなかった
のか、ということです。庶民増税の一方で空前の大もうけをしているトヨタな
ど大企業への減税は継続・拡大するというのだから、相当ゆがんで見えるメガ
ネをかけているとしか考えられません。
抗議の意味をこめてビールをもう一本、と手を伸ばすと娘から「飲みすぎ!」
と厳しい声がかかりました。嗚呼。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメールに関するお問い合わせ先
日本共産党参議院議員 井上哲士事務所
TEL/FAX 03-3508-8710
〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1
参議院議員会館710号室
satoshi_inoue@sangiin.go.jp
-- 配信先変更・配信停止を希望される方へ ------------------------------
メールご不要・送付先変更の場合は、下記ページでご設定頂けます。
http://inoue-satoshi.com/Jmm/magazine/news/
----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で
転載、複写、転送、電子的入力および再編集することは、著作権の侵
害となりますので、お控えくださいますようお願い申し上げます。
適度な引用はご自由にどうぞ。
日本共産党参議院議員 井上哲士事務所
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━