[news:77] 13日の採決は阻止 (2006/12/12) 一覧へ
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 井上さとしです。
 
 今日の教育基本法に関する特別委員会は、午後から中央公聴会を開きました。
 一方、並行して明日の質疑日程についての理事会協議が断続的に行なわれまし
 た。与党は、明日は「総理出席の締めくくり総括質疑」を提案していましたが、
 協議の末断念。明日は一般質疑となり、採決は行なわれないことになりました。
 
 
 まず12:00からの理事懇で明日の日程協議。与党の提案に対して野党は、参考人
 質疑、中央公聴会を受けた一般質疑を要求しており、昨日から平行線のままで
 す。この理事懇の場でも決着はつかず、中央公聴会終了後に再協議することに
 なりました。
 
 与党内の協議が遅れ、理事懇は公聴会終了後すぐには開かれず、17:00に再開。
 冒頭、自民党からは「明日の締めくくり質疑は無理だと判断した。一般質疑で
 お願いしたい」との発言がありました。8日の提案に続いて、締めくくり質疑
 ・採決を押し返しました。この発言に基づき、明日は13時から17時半まで質疑
 を決定。私は25分間の質問に立ちます。
 
 さて、明日の時間配分を決めた後、自民から再び発言。「8日、13日と続いて
 玉砕したが、今後こそ14日の締めくくり総括をお願いしたい」という提案です。
 民主からは「承ったが、正式提案は明日に」との発言。私は、今日の午前中に
 発表された、この間の公述人、参考人20人連名による徹底審議を求めるアピー
 ルも紹介し、審議はまったく尽くされておらず、締めくくりなど受け入れるこ
 とはできないと強調しました。
 
 結局、明日、12:30からの理事懇で再協議することになりました。会期末を控え、
 一日、一日の激しい攻防が続きます。ここまで与党のスケジュールを崩してき
 た力は世論と国会論戦の結合にあります。「徹底審議を行なえ」「採決を強行
 するな」の声をもっともっと、国会へ、与党へと集中してください。がんばり
 ましょう!
 

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