[news:78] 強行採決に満腔の怒りで抗議する (2006/12/14) 一覧へ
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    ■┃井┃上┃哲┃士┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃   
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井上さとしです。
 
  教育基本法改悪法案が強行採決されました。18時5分。国民新党の質問が終
 わった直後、自民党の議員が「委員長」と叫びました。質疑打ち切り動議の提
 出です。私はすぐに委員長席に、野党の理事とともに駆け寄りました。「委員
 長、ダメだ」「教育の問題でこんなことをやってはいけない」と叫びました。
 
 
  委員会室が怒号で包まれる中、中曽根委員長は、改悪法案への賛成者への起
 立を呼びかけ採決が強行されました。こんなやり方は認めるわけにはいきませ
 ん。
 
  午前中の総理に対する質疑で私は、今朝届いたメールを紹介しました。「子
 どもたちは、『ズル』をもっとも嫌います。『やらせ質問』には子どもたちも
 あきれ、怒っています。改悪案がもし採決されれば、子どもたちは何も信じな
 くなります。深く傷つき、希望を奪われるでしょう。日本の将来は真っ暗です」
 というもの。
 
  「ズル」をしても、数の力で強行する。こんな国会の姿をみて、このお母さ
 んや子どもたちは、何も信じられなくなっているかもしれません。もっとも教
 育に反することが与党の数の暴力で行なわれました。許せません。絶対に許せ
 ません。
 
  今日の野党書記局長・幹事長会談では、内閣不信任案の提出を始め、衆参で
 あらゆる方法を尽くして教育基本法政府案の廃案を目指すことを確認。明日の
 朝には参院野党国対委員長会談も行い、参院で対応を協議することになります。
 最後までがんばりぬきます。
 

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