10時から15時まで開かれた法務委員会で、谷垣法相に対して初めての質問。火曜日に聞いた所信に対する質疑です。今日は、成年後見人をつけると選挙権を喪失するという公選法の規定は違憲だとした東京地裁判決などについて質問しました。
判決の中身にふれながら、先日の院内報告集会での、原告の名古屋匠さんとお父さんの挨拶を紹介。「娘の将来を案じて後見人となった結果、選挙ハガキが届かなくなった。良かれと思い制度を利用したことで娘の人権を奪う片棒を担いでしまった」というものです。
さらに、原告の匠さんが、また家族三人で投票に行くかと聞かれ「行きます。ありがとうございます」と満面の笑みでこたえたことも紹介。「この笑顔を見て、選ばれる側の国会が、あなたには選挙を通じて自分の意見を国政に反映させる権利はありません、などという資格はないと思った」と強調し、控訴断念と公選法改正を谷垣法相と坂本総務副大臣に求めました。
続いて取調べの可視化の問題も質問。法制審の基本構想で示された裁判員裁判対象の身柄拘束事件に限定すれば、ごく一部にとどまり、厚労省元局長事件、PC遠隔操作誤認逮捕事件なども対象外になると指摘し、可視化を求めました。
終了後、防衛省に行き、安保破棄・諸要求貫徹宮城県実行委員会の皆さんの要請に高橋議員とともに同席。自衛隊情報保全隊の監視差止訴訟について、関係者の証言を認めるよう要請しました。(写真上)
判決の中身にふれながら、先日の院内報告集会での、原告の名古屋匠さんとお父さんの挨拶を紹介。「娘の将来を案じて後見人となった結果、選挙ハガキが届かなくなった。良かれと思い制度を利用したことで娘の人権を奪う片棒を担いでしまった」というものです。
さらに、原告の匠さんが、また家族三人で投票に行くかと聞かれ「行きます。ありがとうございます」と満面の笑みでこたえたことも紹介。「この笑顔を見て、選ばれる側の国会が、あなたには選挙を通じて自分の意見を国政に反映させる権利はありません、などという資格はないと思った」と強調し、控訴断念と公選法改正を谷垣法相と坂本総務副大臣に求めました。
続いて取調べの可視化の問題も質問。法制審の基本構想で示された裁判員裁判対象の身柄拘束事件に限定すれば、ごく一部にとどまり、厚労省元局長事件、PC遠隔操作誤認逮捕事件なども対象外になると指摘し、可視化を求めました。
終了後、防衛省に行き、安保破棄・諸要求貫徹宮城県実行委員会の皆さんの要請に高橋議員とともに同席。自衛隊情報保全隊の監視差止訴訟について、関係者の証言を認めるよう要請しました。(写真上)