野党国対/16日解散へ/鯉城同窓会

今日の党首討論で総理は、衆院の定数削減を自民が約束すれば16日に解散と明言。民意を問うために、民意を削ることを条件にするなど本末転倒です。

 激動の一日でした。衆院で明日、国会議決なしに赤字国債発行を可能にする三党修正の特例公債法案を強行可決する情勢のもとで、午前中に七野党の国対を開催。

 財政規律の歯止めを無くし、憲法にも関わるこんな重大法案をまともな審議もなしに三党で押しつけることは許されないという点で一致し、予算委員会の開催、同法案の本会議質疑を求めることなどを確認しました。

 ところが午後に開かれた参院野党国対で、自民党から、本会議質疑も省略して16日に成立させたいとの提案があり、七野党は抗議しましたがあくまで強行する構え。

 このようなやり方を許さず、てってい審議を求めることについて七野党で改めて打ち合わせをした後、テレビで党首討論を視聴。そこで、冒頭の総理発言が飛び出しました。ある程度踏み込んだ発言はあるだろうと思っていましたが、ここまで明言するのにはびっくりしました。

 その後の政府・与党の会議で12月16日に東京都知事選挙と同時投票となることが事実上、確定しました。

 16日解散に合わせて、特例公債や選挙制度の法案について明日午後の本会議で可決してものを明日中に参院の委員会で採決する日程が関係委員会でいっせいに提案され、「何でもあり」の事態になっています。とんでもないことです。

 今夜はちょうど、年二回の高校の東京同窓会。遅れて参加して一言あいさつして国会にとんぼ返り。応援団の一年後輩が参加しており、卒業以来の再会。短い時間しか会場に入れませんでしたが、たくさんのみなさんから声援をもらいました。感謝です。