決算委員会で復興予算流用を追及/じん肺デモ/田中法相の出席拒否

復興予算の流用問題で決算委員会の閉会中審査が行われました。私は、大企業中心のばらまきの一方で被災中小企業向けの予算が不足している問題、自衛隊の情報保全隊の予算が来年度復興特別会計で概算要求されていることを追及しました。

防衛相は「自衛隊の災害対処能力の向上になる」と答弁しましたが、国民の活動を監視するのが主な任務の情報保全隊は災害対策には全く関係ありません。防衛相は、自衛隊が災害出動すれば、複雑な状況で多数の人と接触するので隊員を守るために保全隊が必要だとも答弁。被災者を守るのでなく、逆に住民監視し自衛隊員を守るというのですからとんでもない話。

自衛隊の情報保全隊の国民監視活動について、仙台地裁は三月「人格権を侵害した違法な情報収集」だと賠償を命じました。こんな部隊は廃止すべきです。ましてや復興予算をつかうなど許されません。

さて、今日は前代未聞の事態が発生しました。田中法相が決算委員会で答弁を求められたのに「公務」を理由に出席しませんでした。閣僚の国会での答弁は憲法上の義務。それより優先する公務があるというのでしょうか。暴力団との関与に加え、憲法を守れない田中法相に資格無し。即刻辞任すべきです。

 昼休みには、アスベストやじん肺被害の救済と根絶を求める請願デモを激励しました。夜は20:00からプールでゆっくり1KM泳ぎました。「報道ステーション」の決算委員会の報道のトップは私の質問の情報保全隊問題の部分でした。