昨日の質疑/7会派/倫選特理事懇

 昨日の日誌で決算委準総括質問の防衛調達水増し請求問題は報告しましたが、もう一テーマ取り上げた、原発敷地内の活断層問題についても報告しておきます。

 8月24日の保安院の専門家意見聴取会で、原発敷地内の破砕帯の評価について保安院から「考え方」の文書が配布され、「主断層」「副断層」「弱面」の三つに分類されています。

 これに対し、新たな安全基準を造ることにより、従来なら「活断層」とされたものを「弱面」と分類して、その上にある原発の運転を可能にする「廃炉逃れ」ではないかとの指摘が各方面から上がっています。

 この点をただすと、保安院長は「新たな見解を示すものではない」「主断層とは活断層のことであり、弱面とは別のもの」と答弁。枝野経産大臣は、「主断層、副断層にとどまらず、弱面であっても影響を及ぼす場合」は「当然、廃炉になる」と答弁しました。

 各界からの指摘については否定したものですが、今後とも、さらに監視していく必要があります。

 さて、今日は、今後の国会対応について党の国対や、参院7会派での打ち合わせ、個々の議員との相談などが中心。その合間にデスクワーク。17時から開かれた倫理選挙特別委員会の理事懇談会で明日、参院選挙区定数の「四増四減」案の審議をすることが民自両党から提案されました。

 あまりにも乱暴な提案で中小政党は反発。結局、明日午後に委員会の開催することで民自公が押し切りました。三党合意でなんでも押し切るやり方に総理問責決議でノーが突き付けられたのに、懲りない人々です。