2008年6月21日
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午後から名古屋で全国地域人権運動総連合の大会に出席し挨拶。京都にトンボ帰りして、気候ネット主催の温暖化防止市民シンポジウム「気候保護法案と政治と市民・地域の役割」にパネリストとして参加しました。
11時過ぎに自宅を出て名古屋へ。お昼は駅地下で「きしめん」を食べました。う~ん、名古屋の味だ。13:30から人権連の大会に出席。丹波委員長に続き来賓のトップで挨拶をさせていただき、中座。京都に戻りました。
15時過ぎに温暖化防止シンポの会場へ。13時から三本の報告が行われ、15:30からパネルディスカッションが始まりました。気候ネットの浅岡美恵代表がコーディネーターで、自民党の中川衆院議員、民主党の福山参院議員、そして私の3人がパネリスト。コメンテーターとして京都府、市の担当課長さんがそれぞれ参加されました。
私は地球温暖化に関する科学の到達点と知見は明確であり、それを政治が危機感、緊迫感、責任感をもって対応することが今求められていると強調。温室効果ガス削減の明確な中間目標を掲げることや大量排出産業・事業所との間に排出削減を定めた協定を発行すること、自然エネルギーの開発・普及、ライフスタイルの見直しなどを提起しました。
会場からの質問では、自民党の中川氏に「サミットまでに中期目標を掲げることを約束してほしい」という質問も出ましたが、「今日は自民党ではなく個人できた」と中川氏は答えずじまい。逆に「批判ばかりでなく、国民を励ますことが必要。できることからみんながやったらいい」と発言されました。
この発言は見過ごせません。政治家として余りにも地球温暖化問題に対する危機感、切迫感に欠ける発言だと思いました。そこで私は、「国民ができるところから始めるのは大事だ。しかし、地球温暖化の問題は期限までに目標をやらなくてはならない。政府は、できることからやるのではなく、やるべきことをやりきる姿勢が求められる」と強調しました。会場では多くの皆さんがうなずいて聞いてくださいました。
私にとつてはこの課題でのシンポに出席するのは初めてのこと。先日の党のヨーロッパ調査団の報告やこの間の論戦の内容、IPCCの報告など、改めて読み直し、まとまって勉強することができました。月曜日には同じテーマで衛星放送のテレビ政党討論に出演します。
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