2005年5月4日
核軍縮議員ネットワークで発言/デトロイト経由で日本へ
今日は核軍縮議員ネットワーク(PNND)の会議に出席し、日本の国会議員として発言。帰国ぎりぎりまで活動をしました。
PNNDは核軍縮をめざす国会議員の国際的ネットワーク。日本の組織であるPNND・日本には約40人の議員が参加しており、私もその一員です。今日、国連内で開かれたのは、NPTをどうサポートするかという、国会議員と市長によるフォーラム。国際コーディネーターであるニュージーランドの国会議員のアリン・ウェア氏の司会ですすめられ、日本からは秋葉広島市長、東アジアコーディネーターの梅林博道さんらが参加されました。
私も発言の機会をいただき、アメリカなど核保有国が、NPTの課題をもっぱら核拡散防止だけにとどめ、核軍縮の課題を棚上げにしようとしていることを批判。核保有国が前回のNPT会議の約束を守り、核廃絶をめざした軍縮をすすめてこそ、核拡散を許さないための説得力を得ることができることを強調しました。
また、60年たっても原爆が被爆者の体と心に大きな傷を残していることもあげて、核兵器がたとえ1つであっても決して人類と共存できない兵器であることをのべ、被爆の実相を世界に広げる活動に私たちも力を尽くしたいとお話しました。参加するまで、発言ができるかどうかわからなかったのですが、被爆国の国会議員として発言できたことは大きな収穫でした。
会議を中座して、ラガーディア空港へ。ここから12:40発の国内線にのり、デトロイトで関空行きに乗り換えです。滞在中、大変お世話になった国連の日本政府代表部の大村参事官にお礼をいって、チェックイン。テロ対策でセキュリティチェックが非常に強化されており、身体検査は上着も靴もぬいで念入りに行われました。
デトロイトまで約2時間、乗り換えて関空まで約13時間。日本につくと5日の夜です。
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