午後から国立劇場で開かれた、政府主催の追悼式に参列。夜は「明日を灯すキャンドルプロジェクト」に連帯し、復興・原発ゼロへの誓いを新たにしました。
二年前の今日は、決算委員会でテレビ中継のある質問を後一時間に控えていました。第一委員会室のシャンデリアが大きく揺れ、大変な地震だと思いましたが、被害は想像を絶するものでした。
追悼式には、被災三県の遺族ら代表とともに、国会、内閣、最高裁、地方自治体代表などが参列。地震が発生した14;46の時報にあわせて黙祷。その後の遺族の皆さんの言葉には胸が詰まるものがありました。哀悼の意を込めて献花しました。
「明日をともすキャンドルプロジェクト」は、3.11の夜にキャンドルを灯すもの。名古屋の「さよなら原発3.3集会」でプロジェクトのテーマソングのCDとキャンドル買ってありました。そのCD「僕らの声」を聞きながら、夜の議員宿舎でキャンドルを灯しました。合掌。
午前中は、議運委員会での日銀の黒田総裁候補への質疑。金融緩和と賃上げについて聞きましたが「2%の物価目標を達成するなかで賃金や雇用も改善すると思う」というだけのもの。
しかも、時期的にはズレがあるというので、「それでは国民生活は大打撃」「むしろ先に賃上げこそが必要で、大企業の内部留保の活用で可能」とただしました。黒田氏は衆院の答弁では「賃金を上げることは政府だけでなく、日銀の課題だ」と述べていましたが、今日は「日銀の使命は物価の安定」と繰り返すばかり。
今の金融緩和が、物価だけ上がり、賃金は上がらず、国民生活に打撃になるという疑問はいっそう深まりました。