長野県大町市の演説会で訴え

 京都を朝出て長野県大町市へ。午後から開かれた演説会で藤野やすふみ比例候補、北村長野2区候補とともに訴えました。

 演説会には会場一杯220人が参加。ご当地では最高の参加です。今回の選挙戦の真の対決構図や日本共産党の値打ちについて、解散後の情勢を踏まえてお話しました。

 まさに激動の政治情勢。毎日、あらたな事態が次々と生まれています。今朝の新聞には、河村氏の「減税日本」と亀井氏らの「反TPP」(略称)が合流して新党を作ったというニュースが。新しく作られた党の略称は「脱原発」。なぜ、「減税」と「反TPP」がくっつくと「脱原発」になるのかさっぱりわかりません。

 有権者そっちのけで政党がくっついたり離れたり。選挙目当てで、政党を渡り歩く候補も。いくら選挙戦で公約を訴えても、その党が選挙後もあるのかどうか、その候補が当選後に別の党に移るのではないかと考えると守られる保障はありません。

 維新の会のように、目玉公約だったはずの「脱原発」も「企業献金禁止」もあっさり変えてしまい、選挙前から「公約違反」をやってのけた党も。

 日本共産党という党名には、国民を裏切ってこなかった90年の歴史と、掲げた公約を守り、実現に力を尽くすという決意がこめられています。安心して選んでください――そんな訴えも加えました。

 名古屋から松本に向う特急からの車窓のながめがとてもいい。木曽谷にそって上がっていくと、山の紅葉がだんだんとすすんでいきます。

 演説会終了後、明日の演説会のために、3時間半かけて車で石川県へ。