学校司書の法制化を/オスプレイ配備/ 内閣改造

 学校図書館の充実と学校司書の法制化について京都府立高等学校教職員組合の司書委員会の皆さんから要請を受け、懇談しました。

 成長期に素晴らしい本にめぐり合うこと、読書の習慣を身につけることはその人の人生を豊かにし、人格の形成にとって極めて重要です。学校図書館司書は、そのために大きな役割をはたしておられます。

子どもたちの興味や関心に即した図書をそろえて読書活動を支援すること、教職員の教育活動との連携、子どもたちが安心して居られる場所として図書館を機能させることなど、深い知識と経験が必要とされます。

ところが常勤の学校司書が配置されているのは小学校で9.5%、中学校で10.4%、高校でも63.8%にすぎません。こうした現状を打開するためにも学校司書の法制化を内容として学校図書館法の改正を求める運動が取り組まれてきました。

こうした運動をうけ、この間、文部科学大臣経験者を含む超党派での議員立法の動きも進んでいます。10日には院内で、「学校司書の法制化を考える全国の集い」も開かれます。

懇談では、学校現場での司書の皆さんの様々な活動とともに、生徒の中の図書委員の活動を活発化させて図書館活動を充実させている経験など具体的にお聞かせいただき、法制化に向けてご一緒に力を合わせることをお約束しました。

今日はオスプレイの沖縄配備の強行と内閣改造が行われました。沖縄と全国の怒りの声に耳をかさずオスプレイ配備をすすめた防衛大臣は留任。消費税増税をゴリ押しの中心となった党執行部と閣僚を重用した「ご褒美」人事であり、「無反省人事」。国民からかけ離れた政権の姿を浮き彫りにしました。