尖閣提言に反響/京都4区で2ヵ所の演説会

今日は京都4区の園部町と京都市西京区での演説会。堀内照文比例候補、吉田幸一4区候補とともに訴えました。台風17号の影響であいにくの強い雨でしたが、たくさん皆さんが参加してくださいました。

 9:00からのNHK日曜討論は「どうする?東アジア外交」をテーマに4人の学者による尖閣・竹島問題などについての議論でした。注目したのは、司会のNHK解説委員が、共産党の志位委員長が、日中間に領土問題での紛争があることを認めるべきだと政府に申し入れましたがいかがお考えですか、と質問したこと。

 これに対し、前防衛大学校校長の五百旗頭真・神戸大名誉教授は、現に紛争が存在しているもとで日本が米国内でもきちんと主張すべきだとのべられ、同志社大の村田教授も国際社会むけアピールする必要性を述べられました。

 日米同盟の強化など、わが党とは立場が違う皆さんですが、この問題では、領土問題の紛争があることを認め、日本の領有の正当性を国際社会や中国にきちんと主張すべきという私たちの提起と同意見でした。司会者が党名をあげて話題にしたように、ここまで踏み込んで尖閣問題解決のための提言をしている党は、わが党だけというのが現状です。

 演説会では、早速、この番組のことも取り上げ、尖閣問題でのわが党の提言の内容は反響についてお話し、侵略戦争に反対した歴史を持つ党だからこそ、戦争で奪った領土と正当な領有をきちんと区別して説くことができると強調。

 同時に、あの地域への自衛隊の配備や日米の軍事協力の強化ばかりが目立つ民主・自民の議論に触れ、「外交力が足りない分を軍事で補うのは最悪だ」と批判し、九条を守り抜く党として平和的・政治的解決のために全力を挙げると述べました。

 2ヶ所目の西京区の会場では持ち時間を勘違いして大幅オーバーしてしまいました。スイマセン。演説会の後に街頭演説会も予定されていましたが、台風接近のよる風雨のため中止に。災害が起きないか心配です。

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