広島原爆病院/原爆養護老人ホーム/母校の慰霊碑/広島県被団協

 明日の広島原爆投下の日を前に、広島原爆病院、原爆養護老人ホームを慰問し、広島県被爆者団体協議会の皆さんと懇談。衆院中国ブロックの石村智子比例候補、広島の小選挙区から一区・大西オサム、2区・中森辰一、3区・藤井とし子さん、辻つねお県議、広島市議団らとご一緒しました。

 9:00から広島赤十字・原爆病院を訪問。石田照佳院長、加世田俊一副院長さんから被爆者の疾病の特徴や入院の状況などの説明を受け、懇談した後、入院中の被爆者の皆さんをお見舞いし、花束を贈りました。

 続いて原爆養護ホーム、倉掛のぞみ園を訪問。広島被爆者援護事業団の鎌田七男理事長、同園の小林明博副園長さんから概要をお聞きしました。入所者平均年齢は87歳で、一般の施設よりも10歳高いとのこと。介護度が高い方、認知症が進んでいる方も多くご苦労も多いようでした。

 三つの原爆ホームで待機者は2200人以上で、3~4年待ち。新規入所者の7割は一般施設に入所されている方で、被爆のことを何でも話すことができるからと、原爆ホームに移られる方も少なくないそうです。懇談の後、集まってくださった入所者の皆さんに挨拶し、花束を贈りました。

 その後、原水禁世界大会の2つの分科会を覗き、お昼はもちろんお好み焼き! 次の懇談まで時間があったので、猛暑の中でしたが、高校時代によく歩いた本通り商店街をぶらぶら歩いて平和公園まで行きました。

 原爆の子の像、原爆慰霊碑に手を合わせた後、久しぶりに原爆資料館に入りました。若い人、子どもたちでいっぱいなのは嬉しいことです。その後、母校・国泰寺高校へ。正門の横にある、先輩たちの慰霊碑に手を合わせました。

 16時から広島県被団協の皆さんとの懇談。特に「黒い雨」地域の範囲の拡大について国が背を向けている状況の下で、実現のためにさらにどう取り組んでいくことが必要か意見交換をしました。

 明朝の平和祈念式典に参列したいのですが、緊迫した国会となるため、朝から国対会議や他党との連絡もあります。残念ながら19:20の飛行機で羽田へ。宿舎着は21:30。

 さて、ANAに乗るときの楽しみが、機内で聞ける「オールナイトニッポンclassics」。かつてのラジオの深夜放送の名番組と同じように、当時のパーソナリティ、アンコーこと斉藤安弘さんが語ります。

 中学、高校時代には、この番組を聴くために夕方にいったん寝たりもしていました。機内のヘッドフォンでテーマ曲のビタースイートサンバが始まると当時、真夜中にラジオ前でうきうきしたいたことを思い出します。

 今月のこの番組のゲストは太田ひろみさん。2人のトークも楽しかった。一番のヒット曲の「木綿のハンカチーフ」でなく、「赤いハイヒール」をかけるのもにくいですね。