年齢で施設が分かれる場合というお話でありましたけれども、しかし、それで言わば総合施設、幼保連携型としての一体的な運営とか効果と言われるものが果たしてあるんだろうかという、私はちょっと疑問に思いまして、やはり一体的に設置されているということをやっぱり基本にするべきではないかというふうに思います。
次に、今日も幾つか議論になっていますが、子育て支援事業についてお聞きをします。
これ、必須機能にするということでありますが、答弁では、子育て相談や親子の集いの場を週三回以上開設するなど、保護者が利用したいときに利用できる体制の確保が必要だと、こういうふうに言われております。
それで、当委員会でもあの東京の認証保育園も視察をしたわけですけれども、例えばあそこでいいますと、そもそも園児一人当たりの面積が認可保育園よりもかなり狭いわけですね。職員室もありませんで、入口入ったところに病院のカウンターみたいなものがございましたけれども、そこだけということです。ですから、いろんな職員の打合せなども子供たちの午睡の時間にやるんだということを言われておりましたが、そうなりますと、例えば親子の集いということで地域の親子の方が来ますと、そもそもスペースとしてどうなのかということがありますし、いろんな相談事もプライバシーの配慮などができるんだろうか。そして、正に保護者が利用したいときに利用できる体制という点では厳しいんではないかという印象を私は持ちました。
やはり、必須にする以上、そういうプライバシーなどにも配慮した施設、それから専門的な職員というのが必要になると思いますけれども、こういう点での基準はどのようにお考えでしょうか。