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2002/09/05(木)

空路ロンドンへ。マルクスが通った大英図書館

 イスラム関係の四カ国の訪問を終え、早朝ホテルを出て、空路ロンドンへ向かいました。

 五時間かけてヒースロー空港に到着。飛行機の窓から見える緑の木々の姿になにかホットします。気温も二十度過ぎで、グッと涼しくなりました。

 遅めの昼食を済ませて大英博物館へ。じっくり見れば一週間かかるともいわれる博物館ですが、中東にかかわる展示物を中心に大急ぎで鑑賞。エジプト古代博物館には複製があったロゼッタ石の本物が展示されているのをはじめ、古代エジプトなどの発掘物がたくさん展示してあります。

 それ自体はすばらしいのですが、中東に何日間もすごしてから展示を見ると「大英帝国が各地で奪ってきたものだろうな。やはり、発掘されたその国で展示されるべきではないかな」と思いました。

 現地の日本人ガイドの方が案内してくれましたが、この博物館の中にある大英図書館を見た際、「ここに、たくさんの有名人が通いましたが、中でも一番有名なのはカール・マルクスです。あの辺の席に毎日通って研究し、資本論を書き上げました」(写真)と説明されていました。
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