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ニュージーランドかけある記
2004年9月12日
雲上の夜明け/クライストチャーチからロトルアへ/総領事

 「参議院ニュージーランド国会公式招待訪問議員団」の一員として、昨日夜に成田から搭乗。11時間かけてクライストチャーチに到着し。さらに乗り換えてプロペラ機で1時間半かけてロトルアに着きました。

 訪問団のメンバーは中曽根弘文団長(自民)、狩野安(自民)、北岡秀二(自民)、和田ひろ子(民主)、榛葉賀津也(民主)の各議員と私、井上の6人。参院事務局から村上たかさんと新妻健一さんが同行します。

 飛行機から見た雲の上からの夜明けは、それはそれはきれいでした。日の出前に、月の下で空が青く美しく輝いていました。

 日本との時差は3時間(NZが+3)ですから楽です。クライストチャーチにはニュージーランドの国会議員のティム・バーナル氏(労働党)が出迎えてくださいました。ティム氏とお話してびっくりしたのは、91年にイギリスから移民してきて、しかも自らゲイであることを明らかにして当選していること。日本では考えられません。
 
 さらに驚いたのが、その彼も尽力して、最近、買春を合法化する法案が一票差で成立したということです。彼によれば、この法律によって売春婦の人権が守られることになるというのです。これは、ちょっと理解できませんでした。いや、驚きました。
 
 ロトルアはニュージーランドの北島のほぼ中央にある人口7万弱の町。オーストラリアの先住民であるマオリが最初に住み着いた町であり、マオリ文化発祥の地といわれています。

 同時に、温泉や間欠泉が点在する「温泉の町」としても有名で、世界各国から年間125万人の観光客が訪れます。日本の観光客も多く、ロトルア空港を降りると日本人のツアーガイドがプレートを持って2人たっておられました。

 ホテルにチェックインし、午後からロトルア市内にあるアグロドームを視察。広い観光牧場で、赤ちゃんの羊は実にかわいいものです。ショータイムでは19種類もの羊や牧羊犬の芸、羊の毛刈りの実演もありました。

 夜は鈴木オークランド総領事主催の夕食会。ニュージランドの文化や食事、マオリの権利の保護と選挙制度、捕鯨禁止の問題や小泉首相の政治手法のことなどなど、さまざまな話題が繰り広げられる会となりました。

 ホテルに戻って、ホテル内の温泉へ。温水プールとサウナや温泉があります。軽く泳いだ後、ゆっくりと温泉につかりました。外国に来て、温泉に入るのは初めて。硫黄のにおいぶプンとするいいお湯でした。

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