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2010年1月28日

予算委で鳩山総理に質問/第二次補正予算成立/東京広島県人会

 予算委員会で補正予算の締めくくり総括質疑に立ち、鳩山総理を偽装献金問題でただしました。昨秋の政権発足後、総理との初めての論戦です。

 4億100万円の偽装献金の原資となったのは、総理の母親からの12億6000万円と総理の個人口座からの支出15億8240万円。その差額の11億8140万円は一体何に使われたのかをただしました。

 総理はすべての資金は秘書に任せていたと責任逃れをしてきましたが、園で私は総理の資金管理団体の07年収支報告書の中にある、現在官房長官の平野博文氏の政治団体への1000万円の寄付の経緯について質問しました。

 平野官房長官は、自分が総理に依頼したと答弁し、総理も認めました。
すべて秘書に任せていた」という総理のこれまでの答弁と矛盾することになります。

 また、総理の率いる議員グループの「政権公約を実現する会」が、7年間も政治団体として届出をしておらず、政治資金規正法の制限から逃れていることも問題にしました。この会に総理の側から、規制法による量的制限を越える資金が入っていた可能性も指摘。

 こうした問題や小沢幹事長の疑惑について国民の前に明らかにするために、「政治とカネ」の集中審議も求めました。 

 さて9時から始まるはずの予算委員会は1時間近く開会が遅れました。昨日の審議の際に、亀井大臣が答弁中に、野次に応じて「うるさい」と叫んだことをめぐって開会前の理事会が紛糾したためです。

 亀井大臣が謝罪を拒否したため、結局、平野官房長官が委員会の冒頭に陳謝し、昨日の発言については委員長が議事録から削除することで決着して開会しました。

 この間、質問が聞こえないほどの野次が飛び、閣僚席から野次るという事態が続いていました。委員長の注意もあり、今日は少し静かでしたが、これを機に落ち着いて議論ができる委員会にしたいものです。

 予算委終了後、「政治とカネ」の問題でのテレビ論戦対策会議。16時から本会議が開かれ、補正予算と関連法案の採決。いずれも与党などの賛成で成立しました。

 18時からはドームホテルで開かれた東京広島県人会。広島出身の国会議員として壇上で紹介していただきました。乾杯の後は、広島の名産品に舌鼓。お好み焼き、鯛そうめん、あなご丼などを三次ワインや広島の酒を片手にいただきました。嗚呼、美味。

 2ヶ月前に初当選された湯浅知事にご挨拶。高校の同窓会の先輩たちとも新年の挨拶を交わしました。

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