あけましておめでとうございます。新しい年をいかがお迎えでしょうか。「震災後、世の中の役に立ちたいと思うようになった」――年末の「朝日」の世論調査で実に71%の人がこう答えました。国民的共同を広げ、人と人との連帯や地域社会を大切にした政治と社会への転換をはかります。

　ところが野田政権が進めているのは、まったく逆です。被災地復興に弱肉強食の持込み、原発再稼動、TPP推進...特に年末の暴走振りはひどかった。沖縄新基地ゴリ押しのための環境アセス報告書を闇夜にまぎれて運び込む、武器輸出三原則の緩和、無駄遣いの八ツ場ダムを再開する一方で消費税増税方針の決定――「毒食らわば皿まで」と言わんばかり。アメリカと財界の意向最優先で、国民を裏切り、暮らしも地域社会を壊すものです。

　この暴走政治に国民とともに両手を広げて立ちはだかり、真の政治の転換をはかる決意です。

　来年夏の参院選挙比例代表候補として、衆院選候補の皆さんと力あわせ、まずは予想される解散・総選挙での躍進をめざして国会論戦でも、選挙勝利の取り組みでも、暮らしと平和守るたたかいでも全力を挙げます。

　今年もよろしくお願いします。