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個人通報制度/倫選特理事懇/予算委で海兵隊グアム移転問題を質問

 予算委員会で質問に立ちました。在日米軍再編で在沖海兵隊のグアム移転と普天間基地の辺野古への移設を切り離すという日米合意の見直しについてと、日本のグアム移転費負担の問題で質しました。

 在日米軍の再編見直しに関しては今朝の新聞でも「沖縄の海兵隊の一部を岩国に移転することを米が打診」「普天間基地の補修予算を米が要求」などの新たな報道がありました。午前中の予算委でもこの問題での総理答弁があったので、質問原稿を補強しました。

 米軍再編日米合意の見直しについては玄場外相に質問しました。グアム移転と辺野古移設をワンパッケージとすることの見直しは、県内移設反対のオール沖縄の世論、米の財政難と軍事戦略の変化によるもので、これまでの日米合意の破たんを示していると強調。

 外相が、日米合意を見直しても「普天間の辺野古移設が最善だ」と答弁したことに対し「世界一危険な普天間基地の早期返還が原点。それを辺野古移設が条件だとしてことで今日まで解決できなかった。にもかかわらず政府が辺野古移設にしがみつくならば普天間固定化につながる。無条件返還を求めて交渉するよう転換すべき」と迫りました。

 もう一つはグアム移転費用。日本が09~10年度に予算化して米国に送金した約800億円のうち100億程度しか執行されておらず、11年度予算については米国に送金せずに繰り越すことが四次補正に盛り込まれています。

 「米と協議し、毎年精査して計上するといっていたのに、3年連続して執行されないような予算を計上したのはなぜだ」とただすと、田中防衛相は的外れの答弁を繰り返すばかり。まともな答弁を求めて野党理事が再三、委員長席に集まるなど委員会室は一時騒然としました。

 アメリカの領土にあるアメリカの基地に日本が資金を提供するという前代未聞のことをすすめるからこのような問題が起きるのです。今回の合意見直しを機に、提供資金の返還を求め、被災地支援に回せと迫りました。

 今日は、朝の国対の後、質問の補強をしつつ、11時前に田村議員の予算委総括質疑を応援傍聴。12時過ぎから倫理・選挙特別委員会の理事懇談会に出席しました。終了後、日弁連主催の国連の個人通報制度の日本での早期実現を求める院内集会に参加して挨拶。13:30から17時過ぎまで予算委でした。

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