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骨抜き労働者派遣法案/焼却灰溶融炉/裁判所速記官

 「裁判所速記官制度を守り、司法の充実・強化を求める会」の奥田さんらが来訪。古い速記用タイプライターと電子速記システムの現物も持ってきていただき、詳しくお話しを聞きました。

 最高裁が電子速記システムに電動タイプライターを支給しないため、多くの速記官の皆さんが自費で購入してきました。その機械も買換えの時期となっていますが、最高裁は古いタイプライターの在庫を使えという態度です。

 パソコンで文書作成している人に、和文タイプにもどれというようなもの。これでは、速記官の皆さんが誇りを持って働くことができません。2004年の参院法務委員会での「裁判所速記官が将来的に不安定な状況におかれることのないよう十分な配慮をすべきである」という附帯決議に明らかに反しています。

 朝の国対の後、午前中は資料整理や事務所の打ち合わせ。12時から本会議が開かれ、労働者派遣法改正案の趣旨説明・質疑が行われました。抜け穴だらけの政府案をさらに民自公三党で修正し、完全に骨抜きにしたもの。来週の27日には厚労委員会で質疑・採決しようとしています。

 骨抜きに屈した民主党もひどいが、人を者扱いするような労働をはびこらしたことにまったく反省のない自民・公明もひどい。自民党議員の質問は、安上がり労働によって内部留保を大幅に増やしてきた大企業の身勝手な論理をそのままのべるような内容でした。思わず大声を上げました。

 本会議終了後、論戦打ち合わせ。13:30からは京都市の焼却灰溶融炉の問題で環境省からレク。昼食をとれたけのは15:00前でした。16:30から大門議員の予算委質問を応援傍聴。会館に戻り、裁判所速記官制度を守る会のみなさんと懇談。

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