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予算委で原爆症認定問題質問/二つの質問通告

 予算委員会で原爆症認定問題を取り上げました。集団訴訟の中で認定基準が緩和され、訴訟終結の政府と被団協の確認書が取り交わされたにも関わらず、大量の認定却下が続いている問題などをただしました。

 午前中は本会議。歳入関連の法案の趣旨説明と質疑で2時間半かかりました。終了後、法務委員会の理事懇。法テラス特例法案の取り扱いなどを協議しました。

 13時半から予算委。私の質問は3時半ごろからで、予算独特の片道方式で10分です。原爆症認定訴訟で原告の九割が勝訴しているにもかかわらず、政権交代以降「新しい審査方針」の下で申請却下が急増していることを指摘。

 裁判で認定されているケースでも、爆心地からの距離で機械的に切り捨て、入市被爆は認めていないことを資料をもとに明らかにし「司法判断とのかい離が広がってる。民主党のマニフェストとも逆行している」と迫ると小宮山厚労大臣は「「おっしゃる趣旨で(見直しを)指示している。可能な限りのことをする」と答弁。

 同検討会の9回目の会議で事務方から出された「議論のポイント」に被団協から出された認定制度そのものを見直す案が無視されていることを指摘し、「連続した裁判での敗訴にも反省せず、現行制度の微調整で済ませようとしているのが厚労省の姿勢だ」と追及。小宮山大臣は「提起を受け止め検討するよういっている」と答弁しました。

 終了後、傍聴に来て下さった被爆者の皆さんと懇談。被団協の山本英典事務局次長や高校の先輩である片岡曻さんも来てくださいました。

 「井上さんに励まされた。がんばっていきたい」「よく調べられた質問だった」「8月6日までに法改正をしてほしい」「(被団協の提案が論点のポイントはずされた)第9回の検討会で大変不安に思っているなかで、貴重な質問だった」など「前向き答弁に喜んでくださいました。次の検討会がとても重要です。

 消費税増税反対の請願署名を届けてくれた愛知のもとむら伸子・参院愛知候補も質問を傍聴し、懇談にも参加してくれました。

 16時半に予算が終了。その後、明日の法務委員会での2つの質問の通告。夜は明日の日中議員会議の発言準備。あ~忙しい。

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