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予算委でグアム移転質問/野党国対

 昨日に続いての予算委員会。今日は沖縄海兵隊のグアム移転計画の見直し問題について質問。日米間の協定で上限28億ドルとされた日本側の負担を引き上げることを否定しない外相に「国民の消費税増税を押し付けながら米軍に大判振る舞いは許されない」と外相に迫りました。

 「見直し」により、沖縄からグアムに移転する海兵隊の人数は8000人から4000人程度に半減します。ところがアメリカは日本の負担を28万㌦から40万㌦に引き上げるよう求めています。

 本来、日本が負担する必要のない移転費ですが、「沖縄の負担軽減になる」という理由で自公政権が資金負担を決めました。それでも上限をきめ、アメリカから増額要求があっても「上限を曲げるつもりはない」と答弁していました。

 ところが玄葉外相は、アメリカからの増額要求について認める態度をにじませました。また、野党時代に民主党も反対したグアム協定についても「最善の策だった」と答弁したのは驚きました。自民党政治を継承し、さらにアメリカ追随する民主党政権の姿を浮き彫りにしました。

 13:30から参院野党国対委員長会談に予算委を抜けて出席。自民党からは田中防衛大臣をはじめ四閣僚の問責決議案を出したいとの提案がありました。私は、辺野古新基地建設のごり押しなど田中大臣が問責に値すると強調したうえで、決議の提出については国民世論や国会情勢全体など見て考える必要があると発言。決議案については他の野党からも同様の発言がありました。

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