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大飯原発再稼働で予算委質問/質問通告

 予算委員会の集中審議で、大飯原発の再稼働の問題を取り上げました。NHKのテレビ中継を見ていただけたでしょうか?

  福井県の大飯原発についてストレステスト第一次評価を保安院と安全委員会が妥当としたことをうけ、政府は今週中にも政治判断をして地方自治体への再稼働の要請に動こうとしています。

 今日の質問では、安全委員会も第一次評価では不十分だとしているなかで、安全について政治判断することは許されないと指摘。さらに京都府がスピーディーを使って予測した、福島原発なみの事故が起きた場合の福井県・高浜原発からの放射性ヨウ素の拡散予測図を示し、被害が予測される自治体や住民の同意なしの再稼働はあり得ないと迫りました。

 スピーディの予測では、月によって風向きが全く違い、屋内退避地域になる5㍉㏜以上の地域は琵琶湖から京都市右京区、京都府南部など50㌔を超えて広がります。パネルにして紹介すると委員会室でも注目されました。

 京都ではこの予測が京都府防災会議で発表され、地元紙でも大きく報道されたことで、再稼働反対の世論は一層強くなっています。枝野経産相や総理も、「国民の一定の理解が必要だ」とするばかりで、京都や滋賀などの自治体・住民の「同意」については口にしませんでした。

 しかし、反対の国民世論の広がりのなかで、一気に再稼働のスケジュールを進めることには慎重な言い回しに変化していました。今日の質疑を踏まえ、さらに運動を広げたいと思います。

 スピーディによる予測は、京都府のHPのトップページの「きょうと危機管理Web」⇒「平成23年度京都府防災会議(第2回)開催結果について」⇒「資料6」「資料7-1」「資料7-2」で見ることができます。

質問終了後、法案審査会議に出席。明日の予算委員会も質問することになっており、会議終了後の19時頃に終了後の質問の仕上げ。通告したのは21時過ぎでした。

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