活動日誌

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本会議/過労死基本法の制定を

 一か月半ぶりに参院本会議が開かれました。予算委員長の交代と、2つの調査会の中間報告で約15分で終了。問責2閣僚の交代で、やっと参議院でも各委員会が動き始めます。

 本会議終了後、民主党の新しい国対委員長の池口修治さんが議員団にあいさつに来られました。会館の部屋には、先日の滝法務大臣に続き谷同副大臣、松野政務官や、法務委の中村筆頭理事など内閣改造にともなう信任のあいさつが続きました。

 重要法案の審議をしている会期中に内閣改造が行われることが極めて異例。新しい内閣の所信を正すのは当然であり、衆参予算委での総括質疑を行ってから、各常任委員会の審議を始めるべきです。

 民自間の合意で来週12~13日で衆参それぞれ全閣僚出席で予算委員会が開かれる方向になりました。同時にこの日には衆の特別委員会で中央公聴会を開くことも正式に決まりました。増税法案採決の基本的条件が整うことになり、増税談合の重大な局面を迎えつつあります。

 午後から院内で開かれた「ストップ!過労死 『過労死基本法』の制定を願う集い」に参加しました。同法制定実行委員会の事務局長で大阪の岩城譲弁護士は、大学の一年先輩。

 開会前に「お久しぶりですね~」と握手。集いでは、川人弁護士の開会あいさつに続き、岩城氏が経過報告をし、続いて遺族の訴えがありました。息子さんや夫、父を過労死で失った皆さんの訴えに会場は静まり返りました。

 産婦人科医の夫を亡くした遺族は「医者として患者のために休むことなく働いていた夫は誇りです。同時に、医者である前に人間であり、人間らしい生活もしてほしかった」との訴えも胸を打ちました。

 日本共産党から田村議員と私が出席。自民、民主の議員も出席しており、それぞれが一言ずつ挨拶しました。「過労死するような働き方」をよしとする人はいないでしょう。超党派で過労死基本法を実現し、さらに日本の労働の在り方そのものを変えていきましょう、とお話しました。

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