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アスペルガー症候群/問責決議で野党協議

法務委員会で質問。アスペルガー症候群への偏見を助長するとして批判の声が上がっている、大阪地裁で言い渡された判決に関連して聞き、発達障害をもつ刑務所等の退所者への支援や障害特性についての裁判所での研修の強化などを求めました。

 判決は、「社会内に被告人のアスペルガー症候群に対応できる受け皿がなんら用意されていないし、その見込みもない」と断定し、16年の求刑にたいし20年の判決を言い渡しました。これに対し、障害者団体や弁護士会から多くの批判の声明等が出されています。

 私は、法務省や厚労省に、発達障害をもつ刑務所等の退所者への支援の状況について質問。2004年には発達障害者支援法が成立し、2009年には、円滑な社会復帰と再犯防止の観点から、地域生活定着支援が始まっており、全都道府県に地域生活定着支援センターが設置されたことなど答弁がありました。

 私が「受け皿がなんら用意されていないという判決の認識は食い違っているのではないか」とただすと、滝法相は、「受け皿となるよう努力がされている」と答え、判決の認識の誤りが明らかになりました。

 私は「控訴審で適切な判決が出ることを信じている。支援をさらに強めるとともに、裁判所での発達障害の特性や支援施策についての研修を強めてもらいたい」と求めました。

 16時から参院野党国対。引き続き7会派国対を開き、問責決議案の扱いについて協議。自民党も今日の18時に問責決議案を出しましたが、我々はあくまで消費税増税反対を理由とした7会派提案の決議案の上程を求めました。

 明日の本会議での上程・採決をめぐり、引き続き協議中です。




 

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