活動日誌

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荒瀬隆三さんの油彩画展

京都市内で開かれている荒瀬隆三さんの油彩画展を鑑賞。荒瀬さんとは一歳違いで実家は同じ広島県三次市。静物の質感を見事に表現する作品にいつもながら見入ってしまいます。

 荒瀬さんからそれぞれの作品について説明をうけながら鑑賞できました。いつも関心するのは質感の表現です。布や陶磁器、果物がよく描かれますが、布の細かい柄もたんねんに描かれ、絹と毛の織物の質感も描き分けられています。

 今回は洋食器とともに河井寛次郎氏の陶芸作品も描かれていました。透明感ある洋皿のひんやりとした手触りと、ざらざらとした河井氏の民芸風の作品のあたたかい肌触りもそれぞれ表現されていました。素晴らしい。

 もう一つは光の描き方。この間、東京で鑑賞したフェルメールも光の描き方が素晴らしかった。荒瀬さんもお好きだそうで、しばしフェルメール談義にもなりました。

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