新潟県上越市のホテルを7時過ぎに出発し、日本共産党上越市議団の橋爪、上野、ひららぎ議員と一緒に豪雪調査。積雪3mを越える地域でご苦労をお聞きするとともに、雪崩対策などについても視察し、お話を伺いました。
まず吉川区の上川谷地域で一人暮らしの80歳の女性と冬季保安要員の方からお話しを聞きました。3m56もの積雪。自分では雪かきなどできません。「保安要員がいなければ生きていけねえ」と女性の話。国の制度とするよう求めてきましたが、その必要性を改めて実感しました。
次に大島区の竹平地区で町内会長さんからご苦労を聞きました。こちらも積雪3m50。空き家の雪堀も依頼を受けておられました。持ち主と連絡がとれない空き家の雪降ろしがされず、周辺が危険になる場合もあり、解決が必要です。
今日のように暖かくなると雪崩が心配です。途中の道には雪が小規模に崩れおちている場所もいくつかありました。急斜面には道路通行の安全確保のために雪崩防止策が設置されていますが、必要な箇所なのに未設置のところも案内してもらいました。豪雪地帯の課題は山積みです。
最後に橋爪・上越市議のところで除雪機を使わせてもらいました。初めての経験です。農地などでも使うもので家庭用より大きめの23馬力。一馬力10万円が相場だそうで、230万円!豪雪地帯で住み続けるには、経済的にも時間的にも大きな負担があります。ふさわしい支援が必要です。
上越市で豪雪調査/初めての除雪機
2013年2月 2日(土)