京都保険医協会の鈴木卓副理事長らが議員会館に来訪。診療報酬の「7剤以上の投薬に対する低減制」の改善要望などを受け、懇談しました。
薬価差益が問題になり、92年の診療報酬改定の際に「1処方につき10種類以上の内服薬の投薬を行うと、薬剤費を減額するという算定制限が導入されました。
薬価差益問題はその後、基本的に解決していますが、現在は算定制限の種類数が「7種類以上」に強化されています。同協会では、この算定基準が現在の医学に合致しておらず、「保険で良い医療」を阻害し、患者の生命への脅威になっているとし、改善を求めています。
糖尿病や高血圧症など、1種類の投薬では済まない疾病もあり、同協会の行ったアンケートでも、54.4%の医療機関関係者が「7種類以上の投薬が必要な患者がいる」と答えています。
同協会では厚生労働大臣あてに改善の要望書を出しています。お話を聞いて、私も改善が必要だと感じました。厚労省から事情を聴いてみたいと思います。
午後からは民医連後援会の皆さんが参院比例五候補ごとに作成を進めているDVD用のインタビュー。その後は、デスクワーク色々。
京都保険医協会から要望
2013年3月26日(火)