京都を午前中に出て、日本共産党静岡県委員会が主催したオスプレイ問題シンポジウムにパネリストとして参加。
パネリストは伊波洋一・元宜野湾市長、裾野市在住の佐々木さん、そして私の三人で森大介参院選挙区候補がコーディネーターでした。会場は満席。地元のテレビ局や新聞社も取材にきており、感心の高さを示しました。
報告のトップは伊波・元宜野湾市長。パワーポイントを使い、オスプレイの下降気流で木がなぎ倒され、多くのけが人が出たアメリカでの出来事の動画の紹介もありました。私も初めて見ましたが、そのすさまじいこと。
普天間の危険な実態も実にリアルに報告され、それにオスプレイが加わっていることがいかに深刻なことか、迫ってくるものがありました。圧巻でした。
富士山を世界遺産にしようという運動にも参加しておられる佐々木さんは市民の目から見た率直な思いや運動についてお話ししていただきました。
私からは、米軍の侵略力強化のために日本国民を騒音と墜落の危険にさらす不当さや東富士演習場が闘いの歴史から、自衛隊との使用協定を結んでいるという特別な条件があることを力に運動を進めることの重要性などについてお話ししました。
3人の報告の後、会場からの発言が次々。キャンプ富士の地元の御殿場市の高木市議の発言をはじめ、「オスプレイ配備反対」の大看板を設置進めていることなどの報告がありました。
また、「オスプレイの欠陥ぶりを詳しく聞かせてほしい」「東富士演習場で訓練が行われる場合、新入経路に限定がないのではないか」「まだ、危険性が十分知られていない」などの声が出されました。
最後に三人からそれぞれ発言。私は命と安全守る立場からの配備反対の一点での共同を広げつつ、根っこにある安保の問題についての国民的討論を行うことについて強調しました。
とてもいいシンポジウムでした。