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野党国対/民主が一転「閣法優先」/Xバンドレーダーで質問主意書

DSC02454.JPG  最終盤の国会運営について参院野党国対委員長会談。政府の予算委員会出席拒否を憲法違反と批判していた民主党が一転、「閣法成立が最優先」とのべ生活保護改悪法案等の審議、採決を行うと表明しました。

 予算委員会は今日も開かれましたが、与党、政府が欠席。与党が出した議長不信任案を採決するための本会議も与党が拒否しており、「不信任案採決までは審議に応じられない」と全面審議拒否。俺たちに従わないものには審議もさせないという横暴な態度です。

 11時から参院野党国対。民主党も含めて、法にのっとって開かれた予算委員会に政府が出席をしないのは憲法違反の暴挙だとの認識で一致し、会期末の明日、議長不信任案の採決後に予算委員会の開会を求め、出席拒否問題もただすべきとの意見が各党から出されました。

 そうなれば明日の法案審議は不可能になり、生活保護改悪法案も廃案になります。 ところが12時からの民主党の常任幹事会を受けて再会された野党国対で民主党を態度を一変させました。

 「閣法成立が最優先」が民主党の立場だとして、明日は予算委員会の開催を求めず、政府提出法案の質疑採決を行う、総理問責決議案も提出はしない――というもの。これでは、2日間にわたり予算委員会への出席拒否という憲法違反の暴挙を不問に付すことになります。

 他の野党は反発。その後、野党幹事長会談が開かれましたが、民主の態度は変わらず。その後の記者会見で市田書記局長は「事実上の与党宣言」と厳しく批判しました。

 都議選をうけて与党はますます増長。一方、民主は対決軸を持たず、憲法違反も棚上げにして政府に全面協力。参院選の日本共産党の躍進で待ったかけねばと、怒りと誓いを新たにしました。

 京丹後市の経ヶ岬に設置が狙われている米軍Xバンドレーダー基地の問題で今日、質問主意書を政府に提出しました。このHPの「国会質問」からご覧いただけます。

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