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富士市で中小製紙業振興の調査

 製紙調査.JPG 富山発8:20の飛行機で羽田に向かい、新幹線で静岡県富士市へ。「紙のまち」と呼ばれるほど製紙業が盛んな富士市で佐々木憲昭議員、西村富士市議らとともに製紙業振興についての調査です。

 中小製紙会社の経営者の皆さんと懇談。同市のトイレットペーパーは全国三分の一のシェア。かつてはすべて古紙再生でしたが、大手がパルプ100%で参入し、現在は古紙:バルプは65:35とのこと。環境保全の点からも古紙利用促進の必要性や災害用の備蓄の在り方、外国製品輸入問題、燃料費の高騰など実情やご意見をお聞きしました。

 
製紙調査2.JPG 続いて、製紙の工程でできる汚泥=ペーパースラッジの共同処理施設を視察。11の中小製紙会社の共同によるものです。スラッジは、かつては海に垂れ流され「へどろの田子の浦」といわれましたが、今は大半が取り除かれ、この施設で製鋼用保温材や有機肥料にほぼ100%リサイクルされます。勉強になりました。

 終了後、京都へ。

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