活動日誌

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トルコ・UAE原子力協定/重慶空爆/日弁連

   午前中の外交防衛委員会で、トルコ・UAEとの原子力協定の質疑・採決があり、残念ながら自民公の賛成で可決しました。私は質疑とともに反対討論にも立ちました。

 質疑では、火曜日の委員会での答弁で、シノップ市長が3月の選挙で原発に全く反対の主張をしていないと述べたことに反論。トルコのNGOの皆さんが、選挙直前のトルコの有力紙『ラディカル』を送ってくださいました。

 その紙面で、市長が、「原発は反対。天国の町を壊し地獄を作る」と明確に述べているのです。 外務省は「その報道は承知していない」と驚くべき答弁。在トルコの日本大使館のHPには、このラディカル紙のリンクが張ってあるのです。大使館が見逃したとは思えません。都合の悪い情報を見ようとしていないのではないか、これで正しい判断ができるのかとただしました。

 福島第一事故の教訓は、安全神話を盾に住民の声を押しつぶしたこと。福島の教訓をいうなら、住民の声を無視してトルコに原発を輸出するなどありえません。ここ数日、トルコの皆さんからたくさんの激励メールをいただきました。ネットの力はすごいと改めて痛感。

 午後からは、来週のグアム協定、武器貿易条約の質問準備。15:30から重慶大爆撃の被害者の証言を聞く院内集会に参加して挨拶し、中国から来日されたお二人の証言をお聞きしました。

17:30から日弁連会長をはじめ新執行部の披露パーティー。村越新会長や、京都からの浅岡副会長らにあいさつ。来賓としてこられていた、寺田最高裁長官に就任のお祝いをのべ、小津検事総長とも言葉を交わしました。お二人とも法務省の民事局長や刑事局長等を務められ、随分と質問をした方。意見、立場は違っても誠実に答弁されたという印象があります。

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