京都を朝出て京都府北部の舞鶴市、綾部市での演説会。舞鶴は11月、綾部は8月に市議選があります。舞鶴では、伊田悦子、小杉えつこ、ごの和史各市議、綾部では、井田かよ子、吉崎ひさし、つきがしら久美子、堀口達也各市議とともに訴えました。
地元の京都新聞は4日付社説で「政府は、来春の統一地方選挙への影響を避けるため、集団的自衛権行使にかかわる法改正は選挙後にするつもりのようだ。だが、暮らしを守る憲法への立ち位置は、地方選挙でも問うてしかるべきである。...当面は国政選挙がないとあきらめていては、政権の暴走は止められない」と述べました。その通りです。地方選挙で審判を下そうと、日本共産党へのご支援を呼びかけました。
さて今日は舞鶴市、先週は広島県呉市――海上自衛隊の基地のある市で開かれた演説会で2週続けて訴えました。両会場である写真集を紹介しました。2月に参院外交防衛委員会で広島県江田島市にある海上自衛隊幹部候補生学校を視察した際にいただいたものです。
表紙には「伝統の継承」とあります。何を継承するのか?「はじめに」では「『海軍兵学校』は『帝国海軍士官の故郷』として江田島に移転後、57年の歴史を刻んできた。その『海軍兵学校精神』は、戦後、『海上自衛隊幹部候補生学校」に有形...、無形の伝統として引き継がれ、連綿と息づいている」と述べています。
そして写真集を開くと、左のページに海軍兵学校、右のページに現在の幹部候補生学校の写真があり、朝の体操から、食事、訓練、実習、卒業式にいたるまで、当時も今も同じようにやっていることが最初から最後まで掲載されています。
憲法九条の下で日本は「海外で戦争する国」とは決別したはずです。にも関わらず海上自衛隊が、帝国海軍の伝統を継承していることがひたすら強調されることに強烈な違和感を感じました。いつでも、再び海外での武力行使ができるように準備をしてきた、ということでしょうか。
集団的自衛権行使容認で「海外で戦争をする国」を再び許してはなりません。
表紙には「伝統の継承」とあります。何を継承するのか?「はじめに」では「『海軍兵学校』は『帝国海軍士官の故郷』として江田島に移転後、57年の歴史を刻んできた。その『海軍兵学校精神』は、戦後、『海上自衛隊幹部候補生学校」に有形...、無形の伝統として引き継がれ、連綿と息づいている」と述べています。
そして写真集を開くと、左のページに海軍兵学校、右のページに現在の幹部候補生学校の写真があり、朝の体操から、食事、訓練、実習、卒業式にいたるまで、当時も今も同じようにやっていることが最初から最後まで掲載されています。
憲法九条の下で日本は「海外で戦争する国」とは決別したはずです。にも関わらず海上自衛隊が、帝国海軍の伝統を継承していることがひたすら強調されることに強烈な違和感を感じました。いつでも、再び海外での武力行使ができるように準備をしてきた、ということでしょうか。
集団的自衛権行使容認で「海外で戦争をする国」を再び許してはなりません。