活動日誌

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「京大有志の会」と懇談

 京都大学の教員らでつくる「自由と平和のための京大有志の会」の皆さんと懇談し、「戦争法廃止の国民連合政府」の提案をめぐって意見交換をしました。

 「有志の会」から発起人の藤原辰史准教授、駒込武教授、小関隆教授が参加し、日本共産党から大河原としたか参院選挙区候補らが参加。私から、提案の内容とそれに基づく各党、各分野との対話状況等についてお話し、三氏からは「個人的意見」としつつ、提案への積極的評価とともに様々なご意見をいただき、とても有意義なお話ができました。

 「京大有志の会」による「安保法制」等に対する声明書は、各国語に訳され、子どもの言葉でも語られ大きな反響を呼びました。強行採決後の「明日のための声明書」も評判を呼んでいますので、紹介します。

●明日のための声明書

わたしたちは、忘れない。
人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。

わたしたちは、忘れない。
マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
居眠りに耽る議員たちの弛緩を。

わたしたちは、忘れない。
声を上げた若者たちの美しさを。
街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。

わたしたちは、忘れない。
戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。

きょうは、はじまりの日。
憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。

わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。

自由と平和のための京大有志の会

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