今日は決算委員会の締めくくり総括質疑。全閣僚出席でテレビ中継もありました。日本共産党からは大門みきし議員が質問にたちました。
年初から病気療養で、四月に復帰の質問に立った大門さん。復帰のめどがついた時から、国対委員長としての独断で「国会最終盤にある決算のテレビ入り質疑は大門さんにやってもらうよ」と宣言してました。
そうすると、パナマ文書が暴露され、大門さんが随分前から取り上げてきた、タックスヘイブンの問題が一気に国民的怒りになりました。まるで大門さんの質問のために暴露されたのかと思うほど。持ってますね。
質問が始まると、大門節がさく裂。租税回避の手口をパネルで示してただすと、麻生財務相が「財務省に説明させると分かりにくいが、わかりやすく説明されて感心した。大門先生はやはり頭がいい」と答弁したので、委員会室はどっと沸きました。
普段の委員会では日本共産党へのリップサービスもたまにありますが、テレビ中継の質問でこんな答弁はめったにないこと。心底、感心したんでしょう。 答弁席も委員席も与野党超えて「大門ワールド」に染まりました。
明日は外交防衛委員会でドイツ等との租税条約の質疑。私もタックスヘイブンの問題を取り上げます。午前中に財務省、国税庁、外務省からレクを受け、大門質問を傍聴し、夕方には質問通告。その後、議員団会議でした。