許しがたい事件。怒りを込めて質問しました。沖縄県うるま市で20日の女性が遺体で発見され、元米海兵隊の男が逮捕されたことを拉致問題特別委員会で岸田外相に迫りました。
「米に抗議した。綱紀粛正と我々が納得のいく再発防止策を求めている」という外相に、「戦後、事件のたびに綱紀粛正と再発防止策の言葉が繰り返された。県民はもう聞きあきている」「納得のいく再発防止策というが、これまでは納得がいかなかったのか」と反論。
外相は「これまでも日米が最善を尽くしてきた」との答弁。私は「最善をつくしても事件が続いている。基地ある限り、事件はなくならないということだ」と強調し、「基地撤去こそもっとも有効な再発防止策」という地元紙の社説も示して、基地撤去を求めました。
午前中の本会議では、盗聴拡大、取り調べの一部のみの可視化で冤罪をまねく刑事訴訟法改悪法案の採決が行われ、仁比議員が怒りの反対討論を行いました。
質問終了後、すぐに京都に戻り、「米軍基地いらない京都府民の会」の緊急学習会で、「安倍内閣による戦争法施行と危険な動き、そして京丹後米軍基地」と題して講演。今日の質問も紹介し、「沖縄で基地ある限り事故は無くならないと基地撤去の声が広がっている時に、逆に、基地がつくられたのが京都。一刻も早く撤去させよう」と訴えました。