活動日誌

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山梨県でリニア新幹線調査

 DSC_0082[1].JPG「公共事業チェック議員の会」によるリニア新幹線調査で山梨県。共産、民進、維新の議員が参加し、わが党からは穀田、畑野、本村、島津、山添各議員と私が参加しました。東京を朝出て、終日、山梨県内で充実した調査ができました。

 まずは「山梨県立リニア見学センター」でリニアの仕組みや計画の概要の展示を見学し、ミニリニアに乗って磁気浮揚走行を体感。見学中にすぐ横の実験線の試験運転の車両が走行し、その騒音も体験

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できました。
 
 続いて、笛吹市内の農家を訪問。実験線の高架橋により、11月半ばから1月末まで日陰になったがわずかな補償しかないこと、蒲萄や桃にも影響がでたことなどお聞きしました。さらに工事により水が枯れた沢ができた一方で、毎分30tもの水が湧くようになった沢も視察。JRは環境への影響がでても適切に対応するとしていますが、実験線の短い期間でもこれだけの問題点が生じていることがわかりまDSC_0100[1].JPGした。

 その後、山梨中央市、南アルプス市、富士川町、早川町を回り、駅舎予定地と水害の恐れ、住宅の真上を高架橋が通りことによる立ち退き、環境悪化、町の分断などについて住民の皆さんからお話を聞きました。

 早川町では糸魚川静岡構造線断層帯が露出している場所を見学した後、すぐそばのトンネル坑口の工事現場にも行きました。このような断層や南アルプスをつらぬく大工事となり安全性や環境破壊も強く懸念されます。全体としてJR東海の不誠実な姿勢も浮き彫りになりました。

 政府は「経済対策」の柱として、これまでの前提を転換して財政投融資を投入することを打ち出し、臨時国会でも大議論になります。この調査を大いに生かします。ご協力いただいた市民団体、住民の皆さん、ありがとうございました。

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