17時過ぎからの本会議で補正予算案が与党と維新など賛成で成立。日本共産党からは吉良よし子議員が反対討論に立ちました。予算委では午前中の集中審議で紙さんが、SBS米やTPPについて、午後の締めくくり総括では大門さんが白紙領収書問題で、その後の総務委員会での予算関連法案質疑では仁比さんが熊本震災対策で、それぞれ質問。
傍聴して本当に腹が立ったのが白紙領収書問題での高市総務大臣の答弁。総務省政治資金課の出している収支報告書の「手引き」に「(領収書に)追記することは適当ではありません」と明記されていることを示すと、「それは、総務省が書いたのではなく、政治資金適正化委員会の見解を示したもの」とのべたのです。
大臣自身の収支報告書でも白紙領収書に金額を書き込んでいたことを「問題ない」と強弁するために、総務省自身が出している「手引き」を守る必要がないものとしてしまうのですから、ひどいものです。
総務省の選挙部長も顔を強ばらせながら大臣の見解に合わせる答弁をしていました。こんな答弁は、「民主政治の発展」のために進めてきた政治資金の透明化の取り組みを根底から覆すようなもの。「大臣、それを言ってはおしまいです」と頑張ってほしかった。
何よりも罪深いのは、こんな答弁を役人に強いた高市総務大臣。政治資金をつかさどる大臣として歴代最低と言わなくてはなりません。
本会議終了後、議員団会議。