国会最終盤。年金カット法案、カジノ推進法案をめぐって緊迫した情勢のもと、その対応や論戦の打ち合わせなどに追われました。
12日は、年金カット法案で倉林議員が対政府質疑、カジノ推進法案で田村議員が参考人質疑に立ちました。カジノ法案では、民間賭博の合法化やギャンブル依存症の問題など様々な問題がいっそう浮き彫りになりました。
13日も終日、年金法案、カジノ法案の質疑。年金は、お昼の理事会で民進党が採決に合意してしまい、夕方には採決が行われました。カジノは、17時に質疑を終えて休憩に。自民、民進間の国対協議が断続的に行われ、突如、修正のうえ採決を合意。
内閣委員会は18:45の理事懇で民進が採決受け入れを表明。19:30から委員会が再開され討論、採決が行われました。他党には修正案は理事懇の場で初めて示され、内容の審議もないままに採決。田村議員が厳しく抗議し、原稿準備も途中でしたが、怒りの反対討論を行いました。
内閣委員会での採決後、ぶら下がり記者会見を行い、「問題点がいっそう浮き彫りになり、国民の反対と懸念が広がる中での採決は許されない」「民進党も廃案を主張してきた。採決合意でなく一層の徹底審議を求めるべきだった」と述べました。