東京を朝出て、昨年十二月に大火災が起きた新潟県糸魚川市を訪れ、新保峰孝市議とともに被災者の皆さんから要望を聞きました。
火災直後に来た時から、がれきの処理はかなり進みましたが、住宅と生業の再建はこれからです。
自宅を全焼し、民間住宅の借り上げによる応急仮設住宅に入居している女性は「住まいの確保はありがたいが、段差があり高齢者のケガが心配。改修のための支援を」「仮設賃貸に入った高齢者から、知り合いもおらず不安との声も」など、高齢者への配慮を求められました。
店舗付き住宅を全焼した酒屋やスナックの方と懇談との懇談では、「営業を再建したいが資金や年齢のことがあり不安」「区画整理によって土地がどうなるのか展望が見えない」「住宅と店舗を建て直したうえ、住民負担で雁木(商店街の雪よけ屋根)を再建するのは困難。特別な支援が必要」など不安や要望が出されました。
私は、事故直後の調査も踏まえ、住宅と生業の再建へ、あらゆる制度を柔軟に活用し特別の対策を行うよう、日本共産党として政府に申し入れた際、松本災害担当大臣から、「できることはすべて行う気持ちで取り組む」との発言があったことも紹介しながら、「さらに皆さんの声を国、県、市に届け」と話しました。
13:30からは日本共産党の糸魚川新春の集い。西沢博衆院比例候補、上野光悦上越市議・六区候補とともに参加し、午前中の被災者との聞き取りや政府申し入れについて紹介しつつ、27回党大会と始まった国会論戦について報告しました。
後援会の皆さんの多彩な芸が紹介され、最後は「がんばろう」をみんなで歌いました。その後、富山市に移動し、駅近くのホテルへ。温泉付きでゆっくり。