東日本大震災から6年目の今日。国立劇場で開催された東日本大震災六周年追悼式に今年も参列しました。6年前は決算委員会のテレビ入りの総括的質疑の日でした。私が質問に立つ予定で、緊張して第一委員会室に防災座っていた時に大きな揺れがありました。
委員会室のシャンデリアが多く揺れ、みんなが椅子の下にもぐりました。揺れが収まりましたが、「大変なことになりそうだ」と思いました。政府の対応のため委員会は休憩し、そのまま散会に。その後、テレビで見た津波の恐るべき姿、そして原発事故...当時の激動を思い起こしつつ、犠牲者に黙祷を捧げ、復興へ政治の責任をはたさせることへ誓いを新たにしました。
許せなかったのは、首相の挨拶に「原発事故」の言葉がなくなったこと。政府は今、福島での原発事故を「終わったこと」し、再稼働や輸出を推進しようとしています。その狙いが露骨に表れたもの。絶対に許せません。