午後から開かれた衆参の本会議で安倍総理の所信表明演説がありました。外交日程を優先させ、1日に特別国会を開会して実に17日目の演説という異例さ。当初は8日の会期で質疑無しで終わろうとしていたのを世論
15分足らずの短い演説で、「国難」を強調するが具体的中身はなし。「丁寧な説明」と言っていた森友・加計問題は一言もなし。この間の野党の質問時間削減への強硬姿勢といい、総理は国会質疑がいやなようです。
午前中には石川県医労連の代表が、介護問題などの要請に来られ懇談。全国簡易水道協議から京都から堀忠雄・和束町長が来訪され、要請をお受けしました。
終了後、参院改革協議会の選挙制度専門委員会。この間の参考人からの意見聴取をうけての意見表明。私は、選挙制度抜本改革の基本的考えたとして、その眼目は一票の格差の是正であり定数削減は行わないこと、選挙制度で一番大切なのは多様な民意を正確に議席に反映させることであり、比例代表中心の制度にすることを提起しました。
また、憲法改正により参院を地方代表と位置付けて合区を解消する議論について、専門委員会は憲法の枠内での改革を議論する場だとしたうえで、「国民の代表」である衆院に対し、参院の権能を大幅に低下させることと一体になるとして反対しを表明しました。