参院外交防衛委員会の沖縄委員派遣2日目。午前中は翁長沖縄県知事と懇談。自民党議員が普天間基地について、「辺野古移設が実現すれば、安全が確保され騒音が大幅に軽減される」と政府の姿勢を代弁したのに対し知事は、「外来機の飛来も増えていて、県内移設を伴う返還では基地負担軽減にならない」と強調されました。
また、相次ぐ不時着などのトラブルについても、「1年間で30 件も続く中、アメリカ軍は政府の要請も一顧だにしていない」と指摘。日本側が事故現場に立ち入れない地位協定の問題も指摘されました。
米軍機の窓が落下した普天間第二小学校上空の事故後の飛行を沖縄防衛局が確認したにも関わらず、米軍が否定していることに関し「うやむやに終わらせれば、日本の主権はとんでもないことになる」と強調されました。
私は知事に普天間基地の米軍機の各地での事故、基地と経済について質問。知事は、辺野古と普天間が直線距離で約30㌔しか離れておらず辺野古移転では基地負担軽減にはならないと重ねて語られました。また、9.11テロの際に米軍基地の不安から観光客が大きく減ったことを上げ、犠牲者がでるような事故が起きれば観光の打撃になると述べられました。
終了後、航空自衛隊那覇基地へ。南西方面隊の上ノ谷司令官から中国機へのスクランブルの増加など概況説明を受けたあと、E-2C早期警戒機やF15戦闘機を視察。E-2Cに入りレーダー機器等説明をうけ、F15のスクランブル発進の実演を見ました。
日程を終えて空路、東京へ。二日間、移動ばかりで運動不足だったので、夜にはプールへ。今日はいつものゆっくり1㎞ではなく、早めに泳いで50m×20本。最後はヘロヘロになりました。