午前中の本会議でTPP11の反対討論に立ちました。冒頭、昨日の米朝首脳会談の歴史的意義について触れ、非核化と平和構築の開始であり、米朝間の対話とともに各国の努力、国際世論の重要性を強調し、日本も役割を果たすよう求めました。
野党時代には「TPP断固反対」とポスターを張っていた自民党が政権復帰後、TPP推進に転じたことを上げ、TPP問題は今日の安倍暴走政治、隠ぺい改ざん政治の出発点だと指摘。委員会質疑で明らかになって問題点をあげて断固反対を表明しました。
13時から倫理選挙特別委員会。参院選挙区選挙の政見放送にビデオ持ち込み方式を認め、手話や字幕も可能にするもの。より有権者に分かりやす政見を訴えられるようにすることは必要です。しかし法案は、政党等の公認・推薦候補にのみ持ち込みを認めるもの。
個人の行う選挙運動は平等という公選法の原則に反し、これまで多くの無所属議員が活躍してきた参議院で、市民と政党が共同して候補者を擁立することを妨げることになると指摘。反対討論も行いました。
13時から伊達衆院議長のもとでの各派代表者会議に出席。参院選挙制度改革について、自民党案が議論になりましたが、自民党から説明もないままに議長が議論を打ち切り、改革案がある党は明後日までに法案として提出をとのべて散会しようとしたため紛糾。明日朝、再度協議することになりました。