参院選挙制度に関する公選法改正案を質疑する倫理選挙特別委員会は17時から開会し、質疑をおこなうことを石井ひろお委員長が職権で決めていました。
しかし、昨日、「議論の整理」と称して各党の五つの法案のうち、公明党と維新の会の二つの法案のみ採決すると自民党が提案し、委員長がそのまま進めようとしたことに維新の会が反発。委員会開会前に石井委員長に対する問責決議案を提出しました。
委員会は開会と同時に休憩し、議院運営委員会で決議の取り扱いが決まるのを待ちましたが、議運委の結論がでず、結局そのまま散会となりました。自民党は質疑後の採決を狙っていましたが、それを許しませんでした。
内閣委員会は今日、カジノ法案の質疑を六時間行いました。カジノ担当の石井大臣は、土砂災害に責任をもつ国交大臣。野党は、石井大臣豪雨災害対策に全力を挙げる必要があり、カジノ法案の質疑は中止するべきだと繰り返し求めましたが、与党は強行。
被災者より賭博の議論が大切なのか! 与党に厳しく問いたい。
。