朝、井上吉郎さんのFBで知り、早速、東京から自宅に帰る途中に同志社大学に立ち寄り、開催中の「私学と兵役-同志社の学徒出陣」展に行きました。
ハリス理化学館の同志社ギャラリーでの学徒出陣75周年の企画展。徴兵猶予を私学でも獲得するための新島襄の苦悩やその後、学生の徴兵猶予が1943年に無効となり学徒出陣への流れが展示されています。
同志社での同年11月15日の壮行会での「出陣の誓い」や日章旗寄せ書きなど貴重な資料が並んでいます。戦死した学徒の表もありましたが、死亡した月日も場所も多くは「不詳」。
太平洋戦争の戦死者の六割は餓死者。その中にこの学徒たちもいるのでしょう。これが「聖戦」の実態でした。