それにしても総理の施政方針演説はひどかった。

　冒頭、総理は、明治天皇が日露戦争の戦意高揚のために詠んだ「しきしまの　大和心のをゝしさは　ことある時ぞ　あわはれにける」という歌を引用。日本国憲法の平和主義と相いれません。

　さらに、これほど、毎月勤労統計の偽装が大問題になり、賃金や景気判断の土台が崩れていることが明らかになっているのに、「五年連続で今世紀最高水準の賃上げが行われた」「アベノミクスは今なお、進化を続けています」などと繰り返しました。何の反省もありません。

　本会議場はしばしば、騒然としました。

　10:30からは野党党首会談が行われ、今国会での安倍暴走政治に立ち向かう共闘とともに、参院選での一人区で候補者一本化へ速やかな協議に入ることを確認しました。重要な前進です。

　夜の中国大使館、友好団体の新年会では程栄華・中国大使らの挨拶がありました。乾杯後、日中友好協会副会長で大学の先輩の大西広・慶大教授とパチリ。